かなり昔、今から7年ほど前に 北部九州に迷い込んで亡くなった、 シワハイルカの頭骨です。 購入意思のない方のいたずら購入はお断りいたします。 (繊細な標本のため、返送と配送を繰り返したくない為) (購入してくださった方で必要な方にのみ、受け取り通知後に年月日と場所のラベルを別便でお送りいたします。 (ラベル送付先のご住所を購入後にお知らせください) 自然界のものに代替え品はなく、 返品行動の破損や不特定多数の方の情報の奪取、混乱を防ぐためです。 受け取り通知確認後に追ってラベルを発送させていただきます。 すり替えと破損を防ぐために、返品はお断りいたします。 何かに襲われて戦った後に絶命？してしまったようで、抵抗した際に歯の半分が無くなっているようです。 ただ本種の特徴であるシワが歯にあり、特徴的な頭骨の形をしていましたので、本種と同定しています。 (無くなった歯の半分は自ら樹脂で作成し、ほぼ元どおりに配列しています。) もとより当方、動物の骨格標本が好きでして、この頭骨はコレクションの一部です。 理学系、工学系、自然界のさまざまな 標本収集の趣味があります。 入手した際はすでに白骨化が半分進んでいました。 入手後は砂や土に埋め、弱アルカリ性溶液で短時間のクリーニング。 細かな骨も残っており、大変状態の良いものだと思います。 あえて完全に脱色はしていません。 砂や土の色がついています。 できるだけ自然の状態を損なわないよう、下あごのざらつきを軽くクリーニング、繊細な部分の崩壊を止めるために、理学系学部のX線分析器では特に影響がなかった樹脂系(溶剤シーラント)、材質で補強しています。 (水で薄めた木工ボンドは弱いので使っていません) 標本として愛し大切にし長年飾っていましたが、個人が保有するよりもより良いケアができる方、標本作成技術がある方学術的な用途に役立ててくださる方にお譲りいたします。