Yamaki ヤマキのアコースティックギター F-12 ジャパンヴィンテージ、新品、完全調整済みです。 おそらく70年代初頭製造の個体でトップ材はスプルース合板、バックとサイドはローズウッドだと思います。ブリッジのトップをサンディングして弦高を下げエボニーのサドルに交換しています。フレットのエッジ処理、ネックアイロン、指板磨きなども行われています。ネック部にストラップピンが付いています。糸巻は荒井貿易のオープンバックタイプに交換。トップ板はほぼフラット、ネックもほぼストレート、トラスロッドも生きてます。当方はブルース系の撫で弾きフィンガーピッカーなので、現在1弦.010からの弦で12F6弦の弦高はおおよそ2.5㎜のセッティングです。フレット高も十分あります。弦高が低すぎる場合はトラスロッド調整やサドル交換でお好みに仕上げてください。 個人経営の楽器店の倉庫の隅で五十数年間デッドストックになっていたものを調整した個体で、なんとほとんどキズがありません。ちょっと見は新品に見えます。この時代の廉価なギターの塗装のはずがごく薄いラッカー仕上げになっているようです。若干の塗りムラもありますがなかなか味のある感じに仕上がっています。カラカラに乾燥していましたので既述の調整をしています。 重量は1.7㎏少しと非常に軽量なのでそのへんに転がしておいて気が向いた時に渋いミシシッピー・ブルースやラグタイム、軽めのボトルネック、ちょっと小洒落たアコースティック・ジャズをやる感じにぴったりです。 現役バリバリのジャパンヴィンテージですぐ弾いていただけますが、製造より50年以上経過していますのでご了承の上お買い上げください。年式を考慮するとコンディションは極めて良好だと思います。 こまめなメンテナンス、リペアをするとまだまだ長くお使いいただけます。こういった味わいのある古いギターがお好きな方におすすめです。 少しいたんでいますが写真のハードケースが付属します。 念のため古いギターの特性を理解される方のお買い上げをお願いいたします。購入後のクレーム、返品は無しでシュッとお買い上げ、サッとお支払い、ややこしい話は無しで頼みますね。