VOX AC15 1959 Clone Hand Wiring Amp Mod ご覧いただき誠にありがとうございます。 個人制作品、VOX AC15 1959 Clone真空管ギターコンボアンプです。 細かい定数までは追えてませんが、Matchlessの原点とされる1959〜1962辺りの初期VOX AC15サーキットをベースとし独自にアレンジした回路のようです。 ご覧の通り、タレットボード上にはハンドワイヤリングによる厳選されたオーディオグレードのパーツが整然と並べられております。 Ch.1は初段に12AX7を用いた使い勝手の良いピュアなクリーンチャンネル、こちらのアンプの特筆すべきCh.2は初段にEF86を用いた独特のクランチ〜ダーティーなサウンドメイクが可能なドライブチャンネルとなっております。 EF86管は一般的な12AX7よりノイズを拾いやすく入手がしにくい難点があるものの、極初期のVOX AC15、Matchless DC30のCh.2初段に搭載し代表されるようなダイナミックレンジの広いハイファイで野太く、煌びやかで艶のあるドライブサウンドはやはりこれでしか出せない魅力があります。 元々はヤフオクに出品されていた物です。 入手後は真空管の整備と個人的な趣味から下記のモディファイを加えています。 EF86（AEG製NOS）交換 12AX7×2、EL84×2（Sovtek製）交換 6CA4整流管（元々のまま、松下製オールド） マスターボリューム（Pull時に機能、Push時バイパス）追加 TONE2ポット撤去、上記MVに置換（Bright SW/ON時のハイパス量の調整1MAポット※聴感上可変抵抗による変化が個人的には効果的ではなかった為SW直結） EF86管Pentode/Triode接続切替SW、表示LED追加 Pentode→5極接続、ブルーLED表示 Triode→3極接続、グリーンLED表示（VOX AC15H1TVや今や幻となってしまったBad Cat創設者のアンプ、Blackwing Black hawk30/Ch.1同様のEF86管3極接続ローゲインモード） スピーカーケーブルBelden8470へ変更 各コントロールのテプラ表示をエンボスシールに張り替え W約48.5cm×H約44.5cm（ゴム足含む）×D約21cm 重量12kg