有名なイタリアのデザイナーの初期の製品で 3・6・5 by GIULIANO MAZZUOLI というブランドの万年筆で、「OFFICINA Puntino」というモデルになります 工具をモチーフにしたデザインで、現在は後継品が売られていますが当初の意図したデザインとは変わってきています 銀色の軸から銀色の螺子式のキャップを外すと、銀色のペン先が現れ、統一感のあるシルバー1色の世界が広がります 万年筆を単なる「道具」として感じさせるような無機質な趣さえありますね クリップがない事が、無機質さを強調しているかもしれません ちなみにこれは初期の製品でこのあとはクリップ付きとなって、本来の工具としてのイメージは損なわれています 少なくとも現在同じシリーズの製品が売られているのは写真の最後の２点しか見つかりませんでした しっかり探せばもっとあるかもしれませんが・・・ セカイモンでは後継品が５万程度で販売されていますね ちなみに入手後使用はしていませんので書き味はわかりませんが 実際に使われている方のサイトでは ＞スチールペン先とは言え、インクフローもよく、書きにくいということはありません ＞海外メーカーの中字なので、筆記線は、太めです となっていますのでその気になれば筆記具としても活躍できそうです そこそこ年代物（たぶん２００１年制作）ですので小傷はついていますが ぎゃくに工具のイメージと相まってそれもデザインのように感じます 全長 １３５ｍｍ 重量 ５１ｇ 素材 スチール 万年筆の沼人やコレクターの世界の方、おそらく今後同じものが出る確率はかなり低いと思いますので 面白いと思われる方はご検討ください<(_ _)> GIULIANO MAZZUOLIさんに関する記事です 圧力計を模した時計などは２０万前後で販売されていますね https://www.asahi.com/and/article/20201105/18348469/