「日本語の文法と論理 」 定価: ￥ 3,850 Ｒ・モンタギュの開発した文法理論を日本語に適用し、それによって日本語の論理構造を解明しようとするもの。高階述語論理学への入門書にもなっている。 ※うす焼けやうす汚れ（紙は変色してます）、コスレキズ、えんぴつによる書き込み数ページ、裏表紙を開いたところに個人の印鑑があります。ビニールカバーが付属しますが傷みがあり破れてますので、はずして撮影しました。書き込みは3カ所（3ページ）でそのうち3カ所は少々筆圧の強い線があります。量はわずかです。 ■目次 序 第一章　高階述語論理を骨子とする人工言語 Lp 　§1　論理および論理学とはなにか 　§2　日常言語（自然言語）と論理 　§3　言語 Lp 　§4　Lp のコトバの意味 　§5　恒真式 　§6　公理体系 Lp 　§7　Lp の定理・メタ定理 第二章　日本語の断片 J と、その「翻訳」が意味するもの 　§1　日本語 J　問題処理の基本的方向 　§2　J の語の分類と、その Lp への翻訳 　§3　述語　第 n 座の変項 　§4　J の言語表現相互の意味論的関係 第三章　J の Lp への翻訳 　§1　構成規則 Ⅰ：体言 ※ 格助詞 ⇒ 単称名 　§2　構成規則 Ⅱ：文 ⇒ 述節 　§3　構成規則 Ⅲ：述節 ※ 普通名 ⇒普通名 　§4　構成規則 Ⅳ：主辞 ※ 述節 ⇒文 　§5　固有名 　§6　いわゆる「形容詞」および連体格助詞「の」について 　§7　限量語；或る、すべての、＜この、その、あの＞ 　§8　「である」 　§9　論理語「ない」「そして」「または」について多義な言語表現 第四章　Lp の拡張　内包論理を骨子とする言語 Li 　§1　外延主義のテーゼ　その限界 　§2　モンタギュの提案 　§3　言語 Li 　§4　Li のコトバの意味 　§5　外延と内包　様相的に閉ぢていること　定義 　§6　恒真式 　§7　公理体系 Li 　§8　Li の定理・メタ定理 第五章　日本語の断片J´Jの統語規則の再構成 　§1　回顧と今後の方針 　§2　J の拡張 J´ 　§3　J に対応する部分の、Li への翻訳 第六章　J´の新たな統語規則と、その Li への翻訳 　§1　係助詞「は」 （文字数） 【管理用】 4870G2655 厚2.2