オンキョーのCDコンポで型番はFR-435になります。1999年くらいの製品で日本製です。 　 　特筆すべきは、こちらは私が20年以上所有してからコレクションの保存用にしていた物で年に数回動作確認してきただけなので、使用による劣化は奇跡的に少ないということです。ディスプレイの光度劣化は無いに等しいくらいでこれだけ綺麗に文字が映るFR-435の新品は無いと思います。写真で分かるように内部の基盤の焼けなども無く綺麗です。勿論、経年劣化はあります。実際に昨年にCDトレーが開閉しなくなったので開閉ゴムベルトは交換しています。又、今回は製造から25年のCDピックアップレンズの経年劣化の可能性があったので新品のピックアップレンズkss-213cに交換してあります。CD再生、MD再生録音問題ありません。ただし、MDLP発明前の製品のためMDLP録音されたMDの再生は出来ません。ラジオも受信問題ありません。アンテナは必要です。付属品は貴重な当時のFR-435のカタログとコピーでない取り説、リモコンです。本体だけで全ての動作可能なのも当時の特徴かと思います。美品ですが写真で分かるようにスレキズはあります。 　FR-435は、ピュアオーディオと同じ横幅43.5cmにCDプレーヤー、MDレコーダー、AM,ＦＭラジオ、アンプ内蔵の他メーカーにもない唯一無二の珍しいタイプです。CD/MDコンビネーションデッキとしてお手持ちアンプと接続しても使用可能。 　オールインワンなので分類的にはCDミニコンポ、CDMDコンポ となります。後期のFRシリーズではワイドレンジ化されクリアー音質になりましたが、デジタル臭い音質で人工的な音？と感じます。それとは違い、FR-435は同じクリアー音質でも比較的自然な音質かと思います。ちなみに普通のミニコンポであるFR-v3やv-7は兄弟であり、CD/MD/ラジオチューナーやその他部品も多くは共通でした。しかし、435だけはフルサイズの利点を活かして電源トランスはデジタル/アナログ別々にあり大型です。アンプもミニコンポの3倍近いパワーかあります。パワー感はかなり余裕があるので大型スピーカーも使用可能。スピーカーターミナルはネジ式なので極太スピーカーケーブルやバナナプラグ使用可能です。アナログ入力3系統出力1系統、デジタル入力出力各1系統。サブウーハー端子あり。